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九酔峡温泉

中尾 治弘

 私は関東(東京)生まれ。子供の頃から親父が温泉好きだったせいか、関東・東北・北海道に連れて行ってもらったものです。子供でしたので温泉は家の風呂と大分違うなと言う印象しかなかったです。サラリーマンなってからは転勤が多く又、結婚してからも単身赴任が多く、出張先した時は必ず状況判断してよい温泉宿を見つけてとまるのが趣味みたいになりました。

 名古屋勤務の時代には、岐阜、富山、三重、石川。関西大阪時代には、兵庫、鳥取、奈良、和歌山。岡山時代では、島根、高知、愛媛。このように単身赴任を謳歌しまして、とうとう西の果て九州に転勤と言うわけでした。(印は気に入った温泉宿があった所。)

 現在は北九州に在住する定年退職の親父です。日本は活火山がある為に自然の恵みで各地区に温泉が豊富に湧き温泉好きの人には嬉しい限りです。九州と言えばやはり、温泉ですね・・・体にもよく 湯上りのお酒も美味しく呑めます。
 全国各地の温泉湯にいろいろな湯質があり、それぞれ効能書を目にしますが、全ての湯になじむ私の体。一度湯に入ったら、出たり入ったりで4時間は過ごしますよ。
 北九州に在住早11年。九州温泉探索も進み、昨今の違いは現在有名温泉地はテレビ放映とか宣伝されると直ぐ翌年から値上げしているのが残念ですね。旅館の客の増員で増築して大きくし、又モデルチェンジしイメージアップを図っている。よ〜く解りますが、客員増加すれば更に安価にすれば経営も長続きするわけなのにマカ不思議ですね。九州の温泉名所の一つ由布院・黒川は有名で私も2度ほどそれそれのところに昔宿泊しましたが、素晴らしかったですよ。でも現在は前者で@35000−45000/一泊食事含む 後者で@13000−25000/一泊食事含むとちょっと贅沢でした。

 温泉宿と湯治宿とはちょっと違いがありますが、温泉宿は誰でもが、又家族でと一緒に家庭とは違った雰囲気で ひと時をくつろげる場所でありたいものと思います。ここで九州は温泉天国と言わんばかり、南から鹿児島・熊本・宮崎・大分・長崎・佐賀と各地に良い温泉がありますが、今回私のお勧めの気に入った温泉を紹介します。

九酔峡/露天風呂

 1人でも家族揃って気軽に行ける所。それは熊本県と大分県境にある九酔峡(二匹の鬼)。ここは温泉湯だけの楽しみ方もありますが、やはり一泊でしょう・・・ここにはロッジ風離れがあり、各ロッジに岩の露天風呂が付いていて全てかけ流し湯で最高の気分になります。私は11月から2月頃が好きです 又紅葉の季節は絶景で非常に奇麗な風景が写し出されます。離れの露天風呂からは四季ごとの 山の草花・鳥のさえずり又冬は雪景色と全くの自然を満喫できます。また下の貸切風呂は更に眺めがよく風呂も大きく木製の風呂でした。

近場の滝

 昨年11月末に夫婦で2回目の宿泊で又行きまして、特に食事に感動いたしました。普通はびっくりするほど種類と量が多く食べられず残しますが、二匹の鬼の料理は品書が筆で書かれて、季節ごとに自家栽培野菜を使い素材を生かした品のある創作料理が少しずつ堪能できるのが良いところです。又食卓の料理の見た目の奇麗さも天下一品で素晴らしかった。更にこの宿は家族で経営している為、家族的な雰囲気で女将さんも気立てのよさは日本一。宿泊料金も時期にもよると思われますが、@5000〜/一泊離れのひと棟は@10000/一泊食事含むで大満足しました、毎年行きたくなりますね。車でのドライブ気分で行くのが良いでしょう 場所は大分道(鳥栖−別府間)の九重インター下車 県道40を阿蘇方面へ14−15Km(約20分)程度で到着します。帰りは別府へ出て又温泉もよし、阿蘇へ出て阿蘇周遊でもよしと2−3日は直ぐに過ぎてしまいますよ。

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作者 中尾 治弘
国内旅行体験記として誰もが気楽に行けるところとして褒めたおしましたが、私の又行きたい日本のベスト3を今回は紹介いたしました。


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情報更新:2007/11/04

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