箱根登山鉄道

箱根登山鉄道の歴史は明治21年に開業した小田原馬車鉄道に遡ります。しかし当時の軌道は現存路線とは別のもので、この小田原電気鉄道軌道線に連絡する我が国初の登山鉄道ともいうべき箱根湯本-強羅間が開通したのは大正8年のことです。現在登山電車は、3両編成が基本です。箱根湯本-強羅間8.9Km、標高差445mを約30分かけて運行しています。登りも下りも所要時間は、ほぼ一緒です。急勾配を登るためスイッチバックを繰り返し、88カ所のカーブ、13カ所のトンネルとおよそ26カ所もの鉄橋を渡ります。6月中旬~7月中旬にあじさい電車が運行します。沿線にはおよそ1万株のアジサイが咲き乱れ、箱根の初夏の風物詩となっています。予約制で夜も運行(日程・時間は要問合せ、電話:0465-32-8787、あじさい電車運行期間中のみ)。

箱根登山鉄道
あじさい電車

情報更新:2008/02/01