2025年6月17日 / 最終更新日 : 2025年8月7日 ikiik4 博物館・資料館巡り 長野県資料館巡りの旅2025.5.9-11 蓑輪町郷土資料館~伊那市創造館~井戸尻考古館 2025年5月9日から11日にかけて、長野県の蓑輪町から伊那市創造館小淵沢までの遺跡旅を楽しみました。蓑輪町郷土資料館は、長野県蓑輪町に位置する郷土資料館で、地域の歴史や文化に関する展示が行われています。特に古代遺跡や民俗資料が豊富に揃っており、訪れることで蓑輪町の歴史的背景や文化的な側面を深く理解することができる。 伊那市創造館の前身は昭和始めの図書館。2010年に生涯学習の一環の博物館としてオープンした。特別展と井月展示室の他に地質展示室と常設展示室がある。常設展示室では神子柴遺跡出土の石器と、顔面付釣手形土器、この2件の国重要文化財を展示している。神子柴遺跡の石器は黒曜石。その造形は素晴らしい。 井戸尻考古館には「井戸尻遺跡」、「曽利遺跡」、「藤内遺跡」から出土した遺物が展示されている。長野県の考古学者藤森栄一。縄文農耕論を提唱した。最近になり石器群が農耕道具と判断される様になった。出土した石器の組成から縄文中期農耕論の立証を進めている。出土した縄文土器の紋様から当時の宗教観や世界観を解説。