芦ノ湖温泉
歴史と街歩きミニ情報
芦ノ湖温泉は湯の花沢の引き湯で誕生した箱根十七湯で2番目に新しい温泉です。芦ノ湖の南畔、元箱根から関所を越えて箱根へ1.5キロほどにまたがる地域が芦ノ湖温泉と呼ぶ。元箱根は箱根神社の門前町、関所に近い箱根町は宿場町として栄えてきました。明治時代になると避暑に適した気候に加え富士山と芦ノ湖が見えるという事で観光地として注目されるようになりました。 ところで、何といってもここは芦ノ湖と旧街道が見所。箱根旧街道杉並木は一般的だが、元箱根から湖岸沿いに小田急山のホテルまで延びる遊歩道も歩いて爽快です。史跡に触れるのであれば芦之湯の石仏・石塔群も楽しめる。また、ミュージアムめぐりもいい。元箱根で西洋絵画と日本画の美術館を訪ね関所方面に向かう。大正9年から始まった箱根大学駅伝。駅伝ミュージアムを訪ねて歴史をひもといてみるのもいいのでは。
─ 芦ノ湖温泉街歩きガイド ─
コースA この地域の歴史と見どころを確認して特産品を買う。
コースB 日帰り温泉を2ヶ所めぐり、特産品を買う。


▼観光施設

箱根駅伝ミュージアム
▼年始の風物詩として毎年100万人近い観衆で賑わう箱根駅伝。その感動を伝えるミュージアム

箱根関所資料館
▼徳川幕府によって西国に対する江戸の防備と治安を守るために設けられた。大名や奥方など・・・

芦ノ湖野草園
▼芦ノ湖と富士山を一望できる小高い丘に約1800種の花々が、四季折々花を咲かせている・・


▼宿泊どころ
楽々花(ららか)
かけ流しのにごり湯温泉
箱根登山鉄道強羅駅より徒歩6分。ここから観光地へのアクセスもとても便利。自慢の料理は、信州から取り寄せる新鮮食材や相模湾の魚介類を使用。 [電話]0460-86-0777
ホテルパイプのけむり強羅
1泊2食4980円より 強羅駅前徒歩1分
箱根登山鉄道車窓から楽しむ秋の箱根。近くには箱根彫刻の森美術館、強羅公園、箱根美術館があり、観光・レジャーに便利。客室は、全室洋室で、バス・シャワートイレ付き。 [電話]0460-86-0666
華ごころ
全8室で個性ある客室 は全て異なる
2004年4月オープン。各客室で一つずつ専用のにごり湯露天風呂があるので時間を気にせずゆったりすごせる。食事は旬の食材を厳選した懐石料理。 [電話]0460-82-5556


▼食事どころ

日清亭 醤油ベースのあっさりスープ
大正元年創業の中華料理店。竹を使った中国古来の手法を今でもこだわり続けている、手打ち平麺はのど越しつるりで食感はモッチリ。手間と体力が必要なので1日150食限定。スープはトンコツと鶏ガラをブレンド。あっさり仕上がっている。 [電話]0460-85-5244[住所]箱根湯本703 [おすすめ]定番3点セット(手打ちらーめん、餃子、1/2アゲワンタン)1800円。手打ちサンマーメン800円。手打ち肉そば850円。 [営業時間]11:00~23:00(ラストオーダー22:30)[定休]火曜[P]6台

画廊喫茶ユトリロ 画廊喫茶。シェフ直伝の本格カレー
特製カレーライスが自慢。チキンのスープストックからて手作りし大量の玉ネギを丁寧に炒め、すりおろした人参やりんごと具のチキンをよく煮詰めて4~5日かけて丹精に仕上げる。名画を鑑賞しながらゆっくりくつろげる。 [電話]0460-85-7881 [住所]箱根湯本692 [おすすめ]特製カレーライス1000円。(ドリンクセット+400円)水出しコーヒー850円。ケーキセット950円。
▼ショップ

ちもと 上品で旅情あふれる定番のおみやげ
箱根湯本の老舗旅館でお茶受けとして出されている。白玉粉と蜜を練り合わせたやわらかいお餅から本練りの羊羹がのぞく。一つ一つ丁寧に竹の皮で包装されていて旅情がたっぷり。 [電話]0460-85-5632[住所]箱根湯本690 [営業]9:00~16:00[定休]水曜[P]なし

田中土産店 元祖マトリョーシカは箱根ろくろ細工
ろくろでほんの僅かづつ厚さを変えながら作り上げる12たまご。中を開けると一回りずつ小さいたまごが11個出てくる。これはロシアの民芸人形マトリョーシカのモデルになっている。職人は箱根では田中一幸氏ただ一人。 [電話]0460-85-5084[住所]箱根湯本7 [営業]9:00~20:00[定休]火曜[P]3台