2024年8月8日 / 最終更新日 : 2024年8月8日 ikiik4 遺跡探訪 山陰遺跡探訪記 パート2 妻木晩田遺跡~青谷上寺地遺跡 松江から大根島経由で境港へ向かう。途中、トイレ休憩。中村元記念館に偶然遭遇する。松江で幼少期生活した。正しい仏教理解を決意し1947年(昭和22年)に仏教辞典をガリ版刷りで発刊、発刊の辞には「正しい仏教理解を啓蒙するため」とある。大正元年生まれ。この当時37歳。1975年に平凡社より「仏教語辞典」を発刊している。その期間に原稿紛失事件があり20年かけて作成した原稿を紛失することがおきる。しかし、再び原稿作成をする。7年かかる。足掛け30年の事業であった。また、研究所を発足し後進の育成をしている。没後も研究者を生んでいることは素晴らしい。今回の旅での大きな収穫・発見の一つである。現場に発見がある。べたふみ坂から境港へ向かい、直売センターで紅ズワイガニを食べる。良い体験である。蟹は言葉を失う。旬の時期(8/31解禁)に食するのは素晴らしいこと。弥生の館「むきばんだ」には12:30頃到着。館を見学し、周辺の遺跡を視察。四隅突出古墳がある場所からは、日本海が臨める。眺望が良い場所に古墳はつくられている。大小の古墳が10近くあり小さい古墳は“子供”と書かれていた。青谷上地寺遺跡は発見から25年の遺跡。この遺跡は画期的な発見(戦闘矢じりが刺さった骨・脳など)が多い。今後10年かけて整備が進む予定。新たな発見が期待できる弥生遺跡である。私も機会があれば発掘に携わりたいと思った。