仙石原温泉

歴史と街歩きミニ情報

 仙石原温泉
周辺を山で囲まれた仙石原はかつては芦ノ湖の湖底でした。3000年前中央火口丘の神山が大規模な爆発を起こし大量の岩くずが堆積して誕生したといわれています。湿原の仙石原には温泉が湧出しないため、江戸の中頃から大涌谷から引き湯が試みられ明治になって利用され始めていきます。昭和になって別荘地として発展していきます。 仙石原といえばすすきの群落。台ヶ岳の北側斜面を覆うススキは晩秋に黄金色に染まります。豊な自然に触れるには早川沿いから丸岳の麓を通って湖尻水門へ向かう自然探勝歩道がおすすめ。ガラス工芸の巨匠を集めた「箱根ガラスの森」。マイセンの古磁器を展示する美術館・「星の王子さま」のミュージアムなど個性的な美術館や博物館が多くあるのも仙石原です。宿泊どころも多くあります。

─ 仙石原温泉街歩きガイド ─

コースA歴史と見どころを確認して特産品を買う。
コースB日帰り温泉を2ヶ所めぐり、特産品を買う。

※下の項目をクリックすると施設が表示されたマップと一覧があります。

▼ 自然景観

仙石高原のススキ

▼仙石原の中央にそびえる台ケ岳の北西麓一帯に例年10~11月にかけ黄金色に覆うススキの原。風に吹かれる・・・

自然探勝歩道

▼全長約6.6kmのハイキングコース。アップダウンの少ない緩やかな道が続き、多種多様な野の花や野鳥を観察できる。

仙石原湿原植物群落

▼仙石原は、湿地が各地に残っています。台ヶ岳山麓一帯には貴重な湿原植物群落があり、国の天然記念物・・・

▼観光施設

町立郷土資料館

▼箱根町役場の敷地内にある資料館。現在の箱根を形づくった要素である・・・

箱根ベゴニア園

▼花鉢の女王とも称されるベゴニア。このベゴニアが600種類、1万株咲き誇る植物園。

トイミュージアム

▼箱根ガーデンミュージアム内にある施設で、おもちゃコレクターで知られる館長の北原氏。

▼乗り物

箱根登山鉄道

▼・明治21年に開業した小田原馬車鉄道。当時の軌道は現存路線とは別のもので・・・

▼宿泊どころ

ホテルパイプのけむり強羅
1泊2食5900円より。強羅駅前徒歩1分

近くには箱根彫刻の森美術館、強羅公園、箱根美術館がある。客室は、全室洋室で、バス・シャワートイレ付き。大浴場、露天風呂は天然温泉で加水・加温、循環ろ過方式。家族・夫婦・グループの気軽な旅行に活用できる。 [電話]0460-86-0666 [住所]強羅1300-19[料金]1泊2食・税込み、平日5900円(4名1室)~7700円(2名1室) [客室]全76室[P]あり[時間]イン15時アウト10時[URL]http://www.paipunokemuri.com/

楽々花(ららか)
かけ流しのにごり湯温泉

吹き抜けガラス張りのロビーと北欧のデザイナーズ家具が印象的な小さなお宿。ここから観光地へのアクセスもとても便利。お食事は旬の和懐石。自慢の料理は、信州から取り寄せる新鮮食材や相模湾の魚介類を使用。 [電話]0460-86-0777 [住所]強羅1320-270[料金]1泊2食、平日9800円(4名1室)~10800円(3名1室)。休前日は2000円プラス。 [客室]全10室[P]あり[時間]イン15時アウト10時

華ごころ
全8室で個性ある客室は全て異なる

2004年4月オープン。各客室で一つずつ専用のにごり湯露天風呂があるので時間を気にせずゆったりすごせる。食事は旬の食材を厳選した懐石料理。 [電話]0460-82-5556 [住所]強羅1320-883[料金] [客室] [P] [時間] 

▼食事どころ

日清亭 醤油ベースのあっさりスープ

大正元年創業の中華料理店。竹を使った中国古来の手法を今でもこだわり続けている、手打ち平麺はのど越しつるりで食感はモッチリ。手間と体力が必要なので1日150食限定。スープはトンコツと鶏ガラをブレンド。あっさり仕上がっている。 [電話]0460-85-5244[住所]箱根湯本703 [おすすめ]定番3点セット(手打ちらーめん、餃子、1/2アゲワンタン)1800円。手打ちサンマーメン800円。手打ち肉そば850円。 [営業時間]11:00~23:00(ラストオーダー22:30)[定休]火曜[P]6台

画廊喫茶ユトリロ 画廊喫茶。シェフ直伝の本格カレー

特製カレーライスが自慢。チキンのスープストックからて手作りし大量の玉ネギを丁寧に炒め、すりおろした人参やりんごと具のチキンをよく煮詰めて4~5日かけて丹精に仕上げる。名画を鑑賞しながらゆっくりくつろげる。 [電話]0460-85-7881 [住所]箱根湯本692 [おすすめ]特製カレーライス1000円。(ドリンクセット+400円)水出しコーヒー850円。ケーキセット950円。

▼ショップ

ちもと 上品で旅情あふれる定番のおみやげ

箱根湯本の老舗旅館でお茶受けとして出されている。白玉粉と蜜を練り合わせたやわらかいお餅から本練りの羊羹がのぞく。一つ一つ丁寧に竹の皮で包装されていて旅情がたっぷり。 [電話]0460-85-5632[住所]箱根湯本690 [営業]9:00~16:00[定休]水曜[P]なし

田中土産店 元祖マトリョーシカは箱根ろくろ細工

ろくろでほんの僅かづつ厚さを変えながら作り上げる12たまご。中を開けると一回りずつ小さいたまごが11個出てくる。これはロシアの民芸人形マトリョーシカのモデルになっている。職人は箱根では田中一幸氏ただ一人。 [電話]0460-85-5084[住所]箱根湯本7 [営業]9:00~20:00[定休]火曜[P]3台

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